肺炎におけるObesity survival paradox:メタアナリシス
2014年にBMC Medicineから 「肺炎におけるObesity survival paradox:メタアナリシス」 が発表されました。 「obesity paradox」について:肥満はメタボリック症候群、糖尿病、脂質異常症、心血管障害などの疾患の発症危険因子ですが、それらの疾患による死亡危険度でみると、肥満の方が死亡危険は低くなります。これをobesity paradox (肥満の矛盾)と言います。この論文は、obesity paradoxが肺炎でも起こるかどうかをメタアナリシスで調べています。結果のまとめは以下に記載しましたが、詳しく読むと発症危険度はJかUカーブ、死亡危険度は直線を描くようです。要旨の和訳を掲載します。
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