日本ローカーボ食研究会

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33.コーヒーの消費量と総死亡

コーヒーの消費量と総死亡: 20の前向きコホート研究のメタ解析
Systematic Review with Meta-analysis: Coffee consumption and total mortality: a meta-analysis of twenty prospective cohort studies
Youjin Je1 and Edward Giovannucci

要略:コーヒーの消費量はこれまで様々な健康に対する効果との関連性が示されてきているが、コーヒーの消費量と総死亡との関連性についての包括的なレビューやメタ解析は行われてこなかった。この関連性を定量的に評価するために我々は前向きコホート研究のメタ解析を行った。
適合した研究は2013年6がつまでにPubMedやEMBASEのデータベースを検索することにより特定し,そしてそれらの論文の引用文献リストも調査した。。相対危険度と95%信頼区間はランダム効果モデルを用いて算出した。
我々はコーヒーの消費量と総死亡について973,904名の参加者における129,538名の死亡症例を含んだ20の研究を特定した。コーヒーの消費量の多い群 対 少ない群の総死亡の相対危険度は0.86(95%CI 0.80-0.92)であった。コーヒーの消費量の多い群のカットオフ値を2~4杯/日以上とした研究の相対危険度は、カットオフ値を5~9杯/日以上とした研究と同様であった。地域別に見ると、アメリカ合衆国で行われた9つの研究(RR 0.92,95%CI 0.70-0.88)よりもヨーロッパで行われた8つの研究(RR 0.78,95%CI 0.70-0.88)や日本で行われた3つの研究(RR 0.82,95%CI 0.73-0.92)で,この逆相関がより強い傾向にあった。またこの逆相関は男性(RR 0.81,95%CI 0.73-0.90)と女性(RR 0.84,95%CI 0.79-0.89)では同様であった。中等度のコーヒー消費量の対照群(1~2杯/日)でも弱いながらも有意な逆相関が見られた(RR 0.92,95%CI 0.87-0.98)。カフェインの多くを取り除いたコーヒーの消費量もまたより低い死亡危険度と関連することが認められたが、データが不十分である。
我々の研究結果はコーヒーの消費量は総死亡率の危険度の減少と関連性があることを示している。

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