日本ローカーボ食研究会

日本ローカーボ食研究会

第1回定期強会に参加して.2

第1回定期勉強会に参加して  医師 森 晃基

 10月29日に行われたローカーボ勉強会に参加させていただき、ありがとうございました。看護師、管理栄養士、薬剤師、医師などいろんな職種の方とグループになって症例について話し合いできたことは大変有意義だったと思います。

管理栄養士を常駐させている一般開業医は少ないでしょうが、内科、小児科を標榜する私の医院でも同様です。生活習慣病やメタボリックシンドロームのコントロールや予防をするうえで、高血圧や脂質異常症の投薬および薬剤中心でコントロールする糖尿病の管理を中心に今まで診療を行ってきました。この診療形態では管理栄養士を特に必要としなくても診療は可能です。

このため栄養学一般の知識に疎くなり、患者さんに対する栄養管理や栄養指導に関する関心が薄れている状況になっています。現状ではローカーボ食の指導は、糖質を多く含む食品とそうでない食品をプリントしたA4一枚を患者さんに渡しそれを基に1~2分程度の食事指導で済ませています。栄養指導の経験不足、知識不足が、もっといえばそれからくるかもしれないモチベーション不足が実際の臨床栄養指導をするうえで足かせになっています。

さらにはマンパワー不足と看護師への指導不足もあげられます。栄養指導するには、摂取した食品を栄養ノートに記載していただきそれに基づいて、問題点、食事内容の改良点を話し合うのでしょうが、おそらく一人30分はかかると思います。少人数の看護師できめ細かな栄養指導するのは現状では困難で、そうなると今の診療形態とマンパワーでは難しくなります。

ローカーボ食の勉強会に参加してまだまもないですが、興味のある話や臨床に役立つ新しい指導方法を聞くと刺激されモチベーションが上がります。管理栄養士が実際の臨床で具体的な指導をどのようにおこなっているか今後の勉強会でそのコツを学びたいです。

森医院 森晃基

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