日本ローカーボ食研究会

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第2回定期勉強会

第2回定期勉強会

◆第2回定期勉強会の風景と感想◆

第2回定期勉強会 2012年1月22日、レディヤン春日井にて

第2回 ローカーボ食定期勉強会の感想 管理栄養士 堀 萌子

 平成24年1月22日レディヤンかすがいにてローカーボ食定期勉強会が行われました。今回で2回目を迎えたこの勉強会ですが、前回同様、医師、薬剤師、管理栄養士など13名が参加し、他職種(医師、薬剤師、管理栄養士)で構成されたグループワークでの症例検討や英論文抄読会、ローカーボ食品の試飲などを行いました。また今回から管理栄養士によるミニ栄養講座も実施されとても充実した会になりました。

 私はローカーボ食を勉強したいと思い、昨年4月から灰本クリニックに入職しました。当初は単にローカーボ食の効果に興味を持ったことが始まりですが、勉強するにつれて厳しいローカーボ食を行うことでリスクもあるということを知りました。日々の栄養相談や勉強会、学術集会を通して少しずつですが、自然科学に対する考えが身に付いてきたように思います。

 今回の症例は、糖尿病に加えバイパス術後、前増殖性網膜症、脂質異常症、C型肝炎など多くの既往がある患者さんのローカーボ食導入時の治療方針を検討するものでした。内服薬の減量や肝硬変の有無、血糖、脂質異常、体重コントロールなど広い視野で患者さんを診ることを学びました。その中で、特に勉強になったことはインスリン4回打ち(朝昼夕、就寝前)を実施している患者さんがローカーボ食を導入するにあたり、医師や薬剤師のインスリンの処方量に対する考え方を聞けたことです。これまで、私は低血糖がほとんどなくコントロールの良い方の栄養相談の経験はありましたが、そこに行きつくまでに低血糖の有無や薬の調整、食事療法が上手くやれているかなど、あらゆることを考えながら治療していく難しさを感じました。また、他職種のグループワークにより、治療方針をグループでまとめる工程は、医師の治療に対する考え方を聞くことが出来て、大変勉強になりました。しかし、その一方で管理栄養士としての意見も求められるため、日々の栄養相談を行うだけでなく患者さんの傾向やデータをまとめておくことも必要だと感じました。

 ミニ栄養講座では、栄養相談で普段患者さんからよく聞かれる質問が凝縮されており、とてもわかりやすかったです。英論文の抄読では、初めは分厚い辞書片手に丸一日かかって読んでいましたが、次第によく使う単語や言い回しに慣れ、少しずつ読むスピードも速くなってきました。学生時代、論文を読む機会がほとんどなかったので、論文を読み最新の情報を入手するという考え方も大変勉強になっています。

 定期勉強会は4~5人のグループワーク形式によるため、他職種の考えを身近に聞くことができ、同職種の意見交換ができる大変有意義な勉強会です。今後、管理栄養士の参加が増え、互いに勉強し情報交換できれば嬉しく思います。

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