日本ローカーボ食研究会

日本ローカーボ食研究会

演者5

小又接骨院 村坂 克之

灰本クリニック・灰本元先生の診察治療を受けて三年あまりになる。私は典型的なメタボリックシンドロームであるが、ローカーボ食を実践し現在は良好になっている。

糖尿病の食事療法では、まず禁酒ありきで、酒好きの私としては非常に辛いものがある。なんとか酒を飲んで血糖値のコントロールができないものかという希望があった。一般的なカロリー制限食では「アルコール×」、ローカーボ食は「蒸留酒〇」。ローカーボ食では蒸留酒は飲んでも良いとなっているが、他の酒ならどうなのだろう、血糖値の上昇が無ければ糖尿病のコントロールには影響が出ないと考えて、各種色々な酒の血糖自己測定(SMBG)を行ってみた。

その結果、血糖値の上がらない酒は、「焼酎、ウイスキー、赤ワイン辛口、白ワイン辛口、シャンパン」、血糖値の上がる酒「日本酒、赤ワイン甘口、白ワイン甘口、ビール、梅酒」であった。ワインはローカーボ食では適さないとあったが辛口なら全く上昇しなかった。

糖質の少ない酒=血糖値が上がらない酒ほど、後の空腹感が強く出た。酔い心地は、糖質が多い方が強かった。

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