日本ローカーボ食研究会

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第8回学術総会のお知らせ

テーマ

「健やかに老いるための高齢者の生活管理」 

 医療機関に定期的に通院している糖尿病、脂質異常症、高血圧患者の平均年齢は65歳以上です。そのなかから癌、心不全、脳梗塞、心房細動と脳塞栓、認知症、転倒骨折、廃用症候群などその後の人生のQOLを決定する疾患が発症します。そして、それぞれにガイドラインやマニュアルがあります。ところが、その通りに治療したら返ってQOLが落ちてしまった症例をしばしば誰もが経験しています。そのような現実を背景にして今回のテーマは「健やかに老いるための高齢者の生活管理」です。高齢者の栄養管理や運動のさまざまな問題について講演、症例検討、シンポジウムを行い、知識と議論を深めたいと思います。医療、栄養関係の方々だけでなく介護関係の方々も是非ご参加ください。

プログラム

日時:2018年3月11日(日) 10:30~ 16:30

場所:安保ホール 301 号室  〒450-0002 名古屋市中村区名駅3-15-9 

TEL :052-561-9831 JR 名古屋駅 徒歩2分

参加費:2,000円 

主催:NPO法人 日本ローカーボ食研究会


 

開会の挨拶  NPO法人代表理事 灰本 元  (灰本クリニック 春日井市 内科)

◆午前の部 特別講演  10:35~12:45 
司会:医誠会病院(大阪市 心臓血管外科 米田 正始  
    灰本クリニック(春日井市 消化器内科) 灰本 耕基  

●特別講演 1   
「中規模病院における高齢者心不全の実態と栄養管理 」
演者:春日井市民病院 循環器内科部長 小栗 光俊 

●特別講演2    
「心不全患者の長期管理ーフレイル予防の栄養管理 」
名古屋大学医学部保健学科 理学療法学専攻教授 山田 純生 

◆午後の部 症例検討 13:50~15:00 
司会:安井医院院長(四日市市 内科) 安井 廣迪
         渡辺病院(知多郡 総合内科) 中村 了

●「マニュアル通りの治療がかえってQOLを下げた症例」

① 「高齢と中年、男女別の主要栄養素比較―2型糖尿病患者の栄養調査から―」
  灰本 元 (灰本クリニック 春日井市 内科)
② 「高齢者に対する塩分制限食がADLを低下させた一例」
  中村 了 (渡辺病院 知多郡 総合内
③ 「ローカーボ食で笑顔が消えた症例」
  村元 秀行 (むらもとクリニック 千種区 内科)
④ 「塩分制限を止めることで心臓カヘキシーから脱却できた症例」
  渡邉 志帆 (灰本クリニック 管理栄養士)
⑤ 「病院食を考える」
  米田 正始 (医誠会病院 心臓血管外科)
⑥ 「ゆるやかな糖質制限食でQOLが改善した高齢者糖尿病の一症例」
    江口 まどか (小早川医院 昭和区 管理栄養士)

●全体ディスカッション 15:00~16:30
閉会の挨拶 安井 廣通

※若干のプログラム変更の際はご了承下さい。

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