日本ローカーボ食研究会

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第1回定期強会に参加して.5

第1回定期勉強会に参加して  管理栄養士 小林 征子

 第1回定期勉強会が平成23年10月29日(土)春日井市の「レディヤンかすがい」にて開催されました。当日はさわやかな「秋晴れ」で空が高く青く澄み渡っており、下関から新幹線で移動するものにとっては、とても心地のよい日でした。
実は私は時間がとれたため、前日より鳥羽泊。ミキモト真珠島での目の保養と下関では食べることのできない伊勢海老を楽しみに今回の勉強会に参加させていただきました。

 病院就業時は医師、看護師、薬剤師の方々との症例検討会を経験しましたが、今回の症例検討会ではクリニックの先生方のお考えを聞くことが出来、大変勉強になり、改めて臨床現場でのやり甲斐を感じました。
日ごろは学生の教授をしながら時間の許す限り各クリニックで糖尿病患者さんを中心に栄養指導をさせていただいています。最近ではローカーボ食を希望する患者さんが増えてきたことを非常に喜ばしく思っています。またクリニックの先生のご理解も少しずつ感じるようになりました。このような勉強会に管理栄養士の参加が少なかったのがとても残念です。もっと参加者が増え、管理栄養士も症例を出し、検討する機会もあればと思いました。

 英論文の抄読会はとても勉強になりました。秋の夜長に医学辞書を片手に単語の意味を調べ学習することは、ローカーボ食を理解したうえでの栄養指導に繋がり、多いに役立つものと感じました。このような機会をつくって下さった灰本先生に感謝申し上げます。

 明日11月6日(日)は下関市の一大イベント「海峡マラソン」が開催されます。
このマラソンは瀬戸内海と日本海の「ふたつの海を駆けめぐる」ということもあり、全国から約1万人もの参加者があります。私もボランティアとして他の先生、学生と一緒に参加します。ランナーの方々よりエネルギーをいただき、このエネルギーをローカーボ食研究に活かしたいと思っています。 勉強会は2時間という時間でしたが、とても蜜度の高い充実した内容であり、あっという間に終了しました。名古屋駅19時発の新幹線でハイカーボ食のお弁当を気にしながら食し、自宅着22時30分。疲れを知らない管理栄養士は糖尿病患者さんのためにこれからも下関で頑張ります。

山口県下関市 東亜大学 小林 征子(管理栄養士)

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